労災保険は安いだけじゃない

労災保険は安いだけじゃない!信用、安心、保障、あらゆる価値を兼ね備えています

労災保険は安いだけじゃない

労災保険の仕組み

労災保険は、どの組織で管理され、誰のお金で成り立っている保険なのでしょうか?まず、労災保険を管理しているのは国です。厳密に言えば、厚生労働省です。次にお金です。お金は日本中の人を1人以上雇っている会社から支払われています。つまり、日本全国の会社から支払われた労災保険の保険料によって厚生労働省が管理している保険制度、これが労災保険といことです。ちなみに、都市部では労災保険を厚生労働省が管理していますが、地方では、その地域の労働局や労働基準監督署が管理しています。

■労災保険には、どのような給付の種類があるのでしょうか?

労災保険には、療養、休業、傷病、障害、遺族、葬祭、介護といった様々な給付が用意されています。療養給付は、仕事中や通勤途中の事故や怪我で治療や入院が必要になった時、支払われる補償のことです。休業給付は、仕事中や通勤途中の事故や怪我で働けない状態となった時に支払われる補償のことです。

厳密には、働けなくなって4日目から給料基礎額の6割が支給されます。毎月の給料の基礎額が20万円の方は、12万円の給付を受けることができるということです。これ以外にも、給料基礎額の2割が特別支給として給付されます。

傷病給付は、怪我をした従業員が1年6ヶ月以上療養しても治らないときに支給される給付のことです。障害給付は、怪我をした従業員に一定の障害が残ってしまった場合に支給される給付のことです。遺族給付とは、従業員が死亡してしまった場合に、その遺族に支払われる給付のことです。葬祭料とは、死亡した従業員の葬祭をする人に支払われる給付のことです。